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笑顔は最高の贈り物

矯正治療について

矯正歯科について

about orthodontic

悪い歯ならびや噛み合わせを、きちんと噛み合うようにして、きれいな歯ならびにする歯科治療です

歯並びは「みだしなみ」

歯並びがよくなると、顔全体の印象さえ変わります。

もちろん、噛み合わせが改善されることで食べ物も食べやすくなり、毎日の食事をより楽しめるようにもなるでしょう。

整っている歯並び

  • 歯列が乱れていない
  • 中心があっている
  • Eラインが整っている
  • 上の前歯が下の前歯に少しだけ被っている
  • 笑ったときの歯茎が自然に見える

悪い歯並び「不正咬合」の種類

悪い歯並びのことを、総称して「不正咬合(ふせいこうごう)」といいます。
不正咬合は大きく6種類に分けられ、いずれも発音・呼吸・咀しゃく・見た目・歯の健康などに悪影響をおよぼします。

6つの不正咬合

叢生(乱ぐい歯)そうせい

あごの骨に十分なスペースがなく、あごに対して歯が大き過ぎるなどの問題によって、歯が乱立して生えてしまっている状態。
見た目にも歯並びがガタガタで、噛み合わせも悪い。

上顎前突(出っ歯)じょうがくぜんとつ

上のあごが下のあごより前方に突き出ることにより、上の前歯が出っ張ってしまっている状態。
口が閉じづらくウイルス感染など健康面の影響もあり、また見た目にも反映されやすい。

下顎前突(受け口)かがくぜんとつ

上顎前突とは反対に、下あごが突き出してしまい、下の歯が出っ張っている状態。遺伝的に起こることもある。

空隙歯列(すきっ歯)くうげきしれつ

歯と歯の間に隙間がある状態。歯が小さかったり、少なかったりする場合に起こる。
口が閉じにくいだけでなく、食べ物が挟まりやすく、むし歯になりやすい。

過蓋咬合 かがいこうごう

咬み合わせが深く、下の前歯を上の前歯がほぼ隠してしまっている状態。
主に歯茎に影響が出やすく、歯茎が腫れやすかったり、口内炎が頻繁に起きたりする。
また、下の歯が咬耗しやすかったり、顎関節症になりやすい。

開咬 かいこう

奥歯では咬み合っているが、前歯で咬み合わせができない状態。
音によっては舌足らずな発音になってしまう。
前歯で食べ物を噛み切れない。奥歯がダメになりやすい。

こんな症状を感じたらご注意

実は、完璧な歯並びの日本人というのはほとんどいません。
「歯と歯の間に隙間がある気がする」、「なんとなく物が食べにくいような」、「いつも同じところがむし歯になる」

こんな症状がある場合、あなたも不正咬合かもしれません。

なぜ歯並びが悪くなるの?

人種・民族的な特徴
成長過程での異常
生活習慣

日本人で完璧な歯並びの人はほとんどいない、と言いましたが、それは大きく分けてこの3つが原因とされています。

歯並びと歯の大きさ、あごの大きさの関係

歯並びは、歯の大きさとあごの大きさに深く関係しています。
人種別に特徴があり、一般的に日本人はあごが小さい傾向があると言われています。
あごが小さいのは、何十、何百年代にも渡って受け継がれてきた遺伝的特徴ですから、今日明日に直すことは困難です。

成長過程での異常が原因になることもあります。
歯やあごが発達する幼少期に、まだ小さなあごなのにも関わらず、大きな歯が生えてしまうと歯並びがいびつになってしまいます。

反対に、まだ成長しているあごに対して、生えてくるのが小さな歯だと、歯と歯の間にすき間ができてしまいます。
また、遺伝・成長過程による影響のほかに、子どもの頃の癖も歯並びに影響します。

無意識に身につけてしまった癖が、だんだん歯並びを悪くしていってしまった可能性もあるのです。

無意識に身につけてしまいがちな癖とは?

指しゃぶり

乳児~幼児によく見られる癖のひとつですが、長期に渡ると歯並びや噛み合わせを悪くしてしまう可能性があります。開咬、上顎前突(出っ歯)、上顎の歯列が狭くなるなどの症状がよく見られます。小学校に入学してもまだやめない場合は、注意が必要です。

舌突出癖

あまりなじみがない言葉かもしれませんが、日常的に口をあけて舌で歯の裏側を押したり、上下の歯で挟んだりする癖のことを指します。この癖を続けていると、上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)、開咬などになりやすくなります。唾を飲み込む際に、舌を押し出すような癖のあるお子さんは要注意。その後の発音や喋り方にも影響が出てしまうかもしれません。

頬杖

小さいうちから頬杖が癖になってしまうと、あごの成長を妨げる恐れがあります。また、噛み合わせのズレも引き起こします。あわせて、「うつぶせで寝る」「頬の内側を噛む」という行為も注意が必要。こちらも頬杖と同じように、あごを圧迫してしまいます。

口呼吸

口呼吸が癖になると、長時間口が開けっぱなしになり、下あごと舌がだんだん下がってきてしまいます。そうすると、顎の幅が狭くなったり、前歯が出やすくなり、不正咬合の原因になったりするのです。口呼吸は、歯の健康だけではなく睡眠時無呼吸症候群や口臭にも影響を及ぼしますので、改善をお勧めします。

思い当たる癖はいくつありましたか?

いまのあなたの歯並びは、もしかしたら小さい頃の癖が原因なのかもしれません。
もしお子様に癖があるのなら、それがほかのことに影響してしまう前に注意してあげることが肝要です。
特に不正咬合の原因となる癖は、早めに直してあげられるよう気をつけましょう。

歯並びが悪いと、どんなことが起こるのか

悪い歯並びは、歯や口腔内に悪影響をおよぼすだけでなく、あなたの身体の不調にも関係しているかもしれません。

悪い歯並びが及ぼす影響

  • むし歯になりやすくなる
  • 歯茎が下がり易くなり、将来歯が抜けてしまう可能性が高くなる
  • 歯周病が進行しやすくなる
  • 顎関節症(※)になりやすい
  • 親知らずや歯周病の影響を受けやすくなる

※顎関節症
顎関節の病気。顎を動かす筋肉が痛む、大きく口を開けられない、口を開けるとカクカクと音がする、などの症状。

こんな症状にも要注意

  • 歯や顎が動かしにくい
  • 歯が欠けたり、擦れたりしやすい
  • 食べ物が噛みにくい、またはすぐ歯にはさまる
  • 頭痛や肩こりがひどい

身体にこんな症状が出ていたら、もしかしたら歯並びや噛み合わせのせいかもしれません。

歯並びが良いとどうなるの?

歯の健康が保ちやすくなる

歯並びが良くなることにより、歯が磨きやすくなります。歯が磨きやすくなれば、おのずとむし歯や歯周病にもなりにくくなることでしょう。今まで届かなかった箇所に歯ブラシが届くようにもなるので、お口の中の衛生が保たれやすくなります。

噛み心地がよくなる

矯正することで噛み合わせが整い、食べにくかったものが食べられるようになります。特に開咬の症状がある人は奥歯で何度も噛まなければならなかったり、噛みちぎること自体が難しかったりします。快適に物が噛めるようになることで、あごへの負担も減り、より食事の時間を楽しむことができるでしょう。

顎の関節や成長異常の悩みが解消できる

「あごが開きにくい」「カクカクいって不快」などの顎関節の悩みも歯科矯正で解消することがあります。また、成長期は歯並びがあごの大きさや形に大きく影響します。成長異常を起こさないためにも、歯並びはきちんと整えておきましょう。

正しく発音できるようになる

舌足らずな発音が気になっている人も、サ行など特定の行が言いにくかった人も、歯並びを治すことで発音の改善が見込まれます。正しい発音が出来るようになれば、声も遠くまで通るようになりますし、人前で自信を持つことも出来るでしょう。

コンプレックスが解消され
笑顔が増える

「歯並びのせいでうまく笑えない」「恥ずかしくて口が開けられない」といった長年のコンプレックスも解消されます。一度きりの人生、人目を気にせず思い切り笑って過ごしましょう。

顔のバランスが良くなる可能性も

噛み合わせやあごの状態は、顔の骨格にも大きく影響します。美しい顔の黄金比に少しでも近づくために、まずは歯並びから整えていきましょう。毎日鏡を見るのが楽しくなるかもしれません。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

以下の様な可能性があります。

  1. 矯正歯科装置装着後に違和感、不快感、痛み。一般的には数日間~1、2週間で慣れてきます。
  2. 歯の動き方には個人差があるため予想された治療期間が延長する可能性。
  3. 矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  4. 治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、さらにかかりつけ歯科医に定期的に受診することが大切です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  5. 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がる。
  6. ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かない。
  7. ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死する。
  8. 矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出る。
  9. 治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの顎関節症状が生じる。
  10. 治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性。
  11. 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行ったりする可能性。
  12. 矯正歯科装置を誤飲する可能性。
  13. 矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性。
  14. 動的治療が終了し装置が外れた後に、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性。
  15. 動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや咬み合せの「後戻り」が生じる可能性。
  16. あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性。
  17. 治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性。また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化する。
  18. 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

スタッフブログ

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