動物の歯について
皆さんこんにちは!
今回は、以前の私のブログをご覧いただいた方はご存じかもしれませんが「ワニの歯」はなんと2000本もあるとされています。そこで人間以外の動物の歯に興味を持った私は今回、様々な動物の歯について深掘りをしてみました。
ワニの歯はほんとに2000本?
まずは、以前登場したワニの歯についてです。本来、ワニの歯は約80本とされています。ただし、人間の歯が乳歯から永久歯に生え変わるようにワニの歯にも生え変わりがあります。人間の場合、乳歯から永久歯に変わる1度しかありませんが、ワニの場合、一生のうちに20回以上の生え変わりをするのです。そのため、ワニの歯は、生涯のうちに生える歯は2000本とされています。また、ワニは生え変わりが多いだけでなく、噛む力もとても強いのです。人間の場合、軟らかい食べ物では30kg、硬い食べ物でも60kgとされているのに対して、ワニは、2.2tもの力がかかるのです。

他の動物の歯はどのくらい?
様々な動物を調べてみると、ワニの歯よりも多くの歯が使われている動物がいました!それは、「サメ」です。サメは、一生のうちに20000本以上の歯を使うと考えられているそうです。これは、サメの種類にもよる話ですが、サメの歯は、およそ200本の歯が並んでおり、多いものでは、3000本もの歯が並んでいる種類のものもあります。サメの歯は、常に生え変わるという特徴があります。その理由として、サメはたくさんの卵から、私たち人間などの哺乳類よりも未熟な状態で生まれてきます。そんな未熟な状態にもかかわらず、親の冷めに頼らずに生きていかなくてはなりません。そのため、サメは生まれたときから歯が生えているため、成長とともに歯が生え変わるのです。

身近な動物の歯は?
皆さんの一番身近な動物だと、犬や猫になるかと思います。そんな犬や猫も歯は、大きな動物とは違います。犬の永久歯は、「前歯が12本、牙が4本、奥歯が26本の計42本」で、猫の歯は、「上あごが前歯3本、犬歯1本、前臼歯3本、奥歯1本、下あごが前歯3本、犬歯1本、前臼歯2本、奥歯1本の計30本」となっています。ワニやサメに比べるとすごく少ないと感じるかもしれません。私たち人間の歯は、永久歯に生え変わって親知らずを入れても32本しかないので人間くらいの歯の数が猫の歯に近いと思っていただければイメージしやすいかなと思います。


ここまでいかがでしたか?私自身も知り得ない知識だったので、様々なことに驚きながら楽しく書かせていただきました。他にも面白ネタがありましたら、教えてください☆
(記:滝澤 新菜)