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諏訪市中洲に2019年9月1日開院

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歯周病と定期メンテナンス

急に朝晩が寒くなり、冬が近いですね(*’∪`*)
冬になると風邪やインフルエンザの心配も出てきますが、今年は新型コロナウィルスも重なり、
さらに心配ですね(>_<)
早くコロナが終息し、みなさんが健康に過ごせることをお祈りしています。

今回のブログは歯周病と基本的な歯周病治療が終わったあとの定期メンテナンスについて書きたいと思います!

   

歯周病とはどんな病気?

まず歯周病とはどんな病気なのでしょう??
歯周病は細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。
歯と歯肉の境目の溝(歯肉溝)のお掃除が行き届かないでいるとそこに多くの細菌が停滞し、
歯肉が炎症を帯びて赤くなったり、腫れたりします。
そして進行すると「歯周ポケット」と呼ばれる歯と歯肉の境目の溝が深くなり、歯を支える骨(歯槽骨)が溶かされ
歯が動くようになり、最終的には歯が抜けてしまう・抜かなければならなくなってしまいます。

   

歯周病の原因は?

お口の中にはおよそ300~500種類の細菌がいます。
これらの細菌は普段はあまり悪さをしませんが、歯みがきが充分でなかったり、砂糖を過剰に摂取すると細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面にくっつきます。
ネバネバした物質を「歯垢(プラーク)」と呼び、歯垢は粘着性が強く、うがい程度では落ちません。
この歯垢(プラーク)1mgの中には約10億個の細菌が住み着いていると言われ、むし歯や歯周病を引き起こします。
歯周病とは、この歯垢(プラーク)の中の細菌によって歯肉に炎症を引き起こし、やがては歯を支えている歯を溶かしていく病気で、放置してしまうと結果的には歯を失う原因となります。
歯垢(プラーク)は取り除かなければ硬くなり、歯石と言われる物質に変化し、歯の表面に強固に付着します。
これは歯磨きでは取ることができません。
この歯石の中や歯石の周りにさらに細菌が入り込み、歯周病を進行させる毒素を出し続けます。

また次のことも歯周病を進行させる因子となります。
・歯ぎしり、くいしばり、噛みしめ
・歯やアゴの形に合っていないかぶせ物や入れ歯
・不規則な食習慣
・喫煙
・ストレス
・全身の病気(糖尿病、骨粗鬆症、ホルモン異常など)
・薬の長期服用

   

歯周病の進行過程

 【健康な歯肉】
・薄いピンク色の歯肉
・歯肉が引き締まっている
・歯みがきで出血しない

  

   

 【歯肉炎】
・赤色の歯肉
・歯と歯の間の歯肉が腫れている
・歯みがきで出血する
・腫れたところに歯垢(プラーク)が溜まる

   

   

 【歯周炎(軽度)】
・歯肉の炎症がひどくなると、歯周病菌が歯周組織に侵入し、
歯を支えている歯槽骨や歯根膜が破壊されはじめます。
歯肉溝も3~5mmと深くなり、歯周ポケットと呼ばれる病的な溝になります。
深い歯周ポケットの中は歯ブラシでは清掃が困難なので、
歯周ポケットの中に歯垢(プラーク)や歯石が溜まっていきます。

    

   

 【歯周炎(中等度)】
・炎症がさらに進行し、歯槽骨も半分近くまで溶けてしまうため、歯が揺れはじめます。
歯周ポケットも4~7mmとさらに深くなります。
歯肉は赤くブヨブヨになり、出血や噛むと痛いなどの症状も出てきます。

      

 【歯周炎(重度)】
・歯槽骨が半分以上溶けて、歯はグラグラになってしまいます。
歯周ポケットの深さは6mm以上になります。

  

 

   歯周病治療の流れ

まずは検査を行い歯周病の進行度を調べます。
次に歯石除去や歯みがき指導により、歯石・歯垢(プラーク)の除去を行います。
歯周病が重度の場合や、歯石が歯ぐきの中(歯周ポケット)の中にまで歯石が着いている場合は
検査や歯石除去を繰り返しますが、それでも歯周ポケットが改善しない場合は歯周外科を行うことがあります。
いずれの場合も治療後は定期的なメンテナンス(プロフェッショナルケア)を行い、安定した状態が続くようにしましょう(*^_^*)

・歯肉の検査
 ↓
・歯石除去
  まずは歯肉の上~歯肉溝の浅いところの歯石を取ります。
  それでも歯肉溝・歯周ポケットが改善しない場合は歯肉の中の深いところの歯石を取ります。
 ↓
・歯みがき指導
 ↓
・抜歯(状態によって)
 ↓
・かみ合わせや詰め物・かぶせ物のチェック
 ↓
・再評価
  基本治療後に確認し、次の治療または定期メンテナンスに移ります。
 ↓
・歯周外科治療・・・基本治療で状態が改善されない場合に必要
 ↓
・定期メンテナンス(プロフェッショナルケア)
  治療後の状態を確認し、再発を防ぎます。

   

   

定期メンテナンス(プロフェッショナルケア)の重要性!!

 上記のような歯周病の治療が終わっても、治療が完全に終わったわけではありません。
 もっとも大切なこととして、ご自身で毎日行うセルフケアに加えて、定期メンテナンス(定期的なお口の中・歯肉の状態のチェック、
 歯石除去などのお口全体のクリーニング)が必要になります。
 歯周病は再発の可能性が多い病気と言われています。
 また、残念ながら治療にも限界があるため、部分的に治りきらないところが残ることもあります。
 溶けてしまった歯槽骨は完全には戻るわけではありません。
 歯みがきが不十分であったり、歯石が着いたままにしておいたり、
 メンテナンスを怠ると細菌がまた活発に活動し始め、歯周ポケットが
 深くなり、容易に再発や悪化をします。
 再発や悪化をさせないためにも定期的なメンテナンスをおすすめします(*^_^*)
 
 歯周病になっていない方も、不十分な歯みがきや歯石を取らないでおいたりすると
 歯周病になってしまう可能性があります。
 歯周病になっていない方も、現在の健康的な歯肉の状態を保つために定期メンテナンスを
 おすすめします☆☆

(記:松澤 佳奈子)

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