電動歯ブラシ
こんにちは☺
最近は、電動歯ブラシの人気が高まっていますよね!
当院に通われている方からも、”最近 電動歯ブラシに変えた!”というお話を聞くことが増えました。
”電動歯ブラシを使ってみたいけど、種類がたくさんあってどれを選べば良いか分からない、、、”
”使い方が分からなくて、ちゃんと磨けるか不安、、、”
”普通の歯ブラシと電動歯ブラシどっちがいいの、、、?”
なんて思われている方も多いのではないのでしょうか?
今回は、そんな電動歯ブラシについてお話していきます!

電動歯ブラシの主な種類
電動歯ブラシは主に、①回転式②振動式③音波式④超音波式の4種類に分類されます。
①回転式
回転式は、丸い歯ブラシが回転することによって汚れを落とします。
パワフルに動くので、歯垢を効率よく除去することができます!
しかし、他の種類に比べて歯ぐきを傷つけやすいので、強く押しつけないように注意する必要があります。
②振動式
振動式は、歯ブラシのヘッドが上下に振動することで汚れを落とします。
回転式に比べると歯垢除去率は劣りますが、刺激は弱いため優しく磨くことができます。
リーズナブルな価格が多いので、気軽に試すことができます!
③音波式
音波式は、200~300Hz(ヘルツ)の音波振動で汚れを落とします。
音波の振動により細かい泡を発生させ、はじけることで生じる衝撃波で歯垢を除去することができます。
歯と歯の間や、浅い歯周ポケットなどの歯垢除去も可能です。
④超音波式
超音波式は、音波式よりも細かい160~200万Hz(ヘルツ)の音波振動で汚れを落とします。
歯垢除去はもちろん、むし歯の原因となるバイオフィルムの除去も期待できます。
振動が細かく毛先はほとんど振動しないため、通常の歯ブラシのように動かして磨く必要があります。
自分に合った磨き方の物を選びましょう!
電動歯ブラシのメリット・デメリット
メリット
①清掃効率が良い
人間の力では不可能な早さで、たくさんの振動を与えることができるので、より短時間でプラーク(歯垢)を落とすことができます!
②誰でも簡単にできる
電動歯ブラシは勝手に動いてくれるので、当て方さえ間違えなければ誰でも簡単にプラークを落とすことができます!
デメリット
①歯や歯ぐきを傷つける可能性がある
普通の歯ブラシになれていると、強く当ててしまったりすることがあり、歯や歯ぐきを傷つける心配があります。
②磨けたつもりになってしまう
短時間で表面がピカピカになるので、満足して歯の裏側など見えない部分を磨き残してしまうリスクも、、、
手用歯ブラシのメリット・デメリット
メリット
①値段が安い
数千~数万が相場の電動歯ブラシと比べると、比較的安価なものが多いです!
電動歯ブラシは先端のみ交換ができますが、先端のみでも手用の歯ブラシに比べると高価なものが多いです。
②様々な種類から選べる
様々な形態のものがあり、歯並びや歯周病などの症状によっても、自分に合った物を選ぶことができます。
デメリット
①時間がかかる
短時間で綺麗に磨ける電動歯ブラシに比べると、自分の手で動かして磨くので、綺麗に磨き切るには時間がかかります。
②磨き方の技術が必要
同じ歯ブラシでも、磨き方によって綺麗に磨ける人とプラークが残ってしまう人の差が出ます。
電動歯ブラシと手用歯ブラシそれぞれにメリット・デメリットがあるので、参考にしてみてください!
まとめ
電動歯ブラシについてお話しました。
充電方法や値段の違いなどもありますので、使用する際は磨き方だけではなく自分に合った物を選んで使用してみて下さい!


便利な電動歯ブラシですが、歯と歯の間の隙間には汚れが残ってしまいます。
手用歯ブラシも同様ですので、デンタルフロスや歯間ブラシも併用して磨くことをオススメします☺
歯科医院での定期健診も忘れずに💡
(記:原 しおり)